【短歌日記】toron*「ナイフのように爪先立ちで」(第15回)9月7日〜9月13日

歌人toron*さんの短歌日記をおとどけします
短歌マガジン 2024.09.17
読者限定

[次世代短歌プレミアム]

[短歌日記]

ナイフのように爪先立ちで 第15回

toron* 日記 9月7日〜9月13日

  うつくしいカヌレの前で向かい合うようやくあなたと秋の盤上

9/7(土)

 7時過ぎ起床。からの歯医者。きょうは前歯の裏側のごく初期の虫歯を、削ったり詰めたりするらしい。

麻酔をされたのちすさまじい音で削られて、ひええ……と思っているうちに終了した。だいたい20分くらい。見ための変化もほぼまったくない。

 7月からはじめた一連の治療は、ひとまずこれで終わりらしく、親知らずはもうちょっと置いておいてもいいかも、あとはメンテで定期的に来てもらえれば、と云われる。

 あれ、親知らずは虫歯なのでこのタイミングで抜きましょうって最初にいわれたような……と思ったのだけどこれまでの期間、説明してもらったことをほとんど理解できていなかった──当初は親知らずを全部抜いて、親知らずに接する歯を二本虫歯治療するのかと思っていたが、治療されたのは実際、右側の親知らずの手前の歯と前歯の裏だった──ので、そうですか……とただ頷くなど。

 帰宅して、自転車のメンテナンス。

 ここ2ヶ月ほど乗っていなかったので、空気が抜けまくっている。かつ、うすく埃がつもっているので、水拭きして、ビッグに併設されているサイクルショップで空気を入れてやる。道中、アスファルトをダイレクトに座席に感じる。

 ビッグはきょう、お客様感謝デーで全品5%オフだったので、いろいろと買い込む。レジもすごいひとで辿りつくまで10分くらいはかかった。お客様感謝デーの日は従業員の時給が高くなったりしないのだろうか、と心配してしまう。

 自転車、帰路はびっくりするくらいスムーズに走るようになった。この夏、ぜんぜん乗らなったので、もっと活用しないとなあ。

 夏生さんがきょうはいないので、何処か外に食べに行くかー、とか思っていたものの、出不精なうえに基本的に自分に対して吝嗇なので、結局レンチンした豆腐に、あたためたレトルトのもつ煮と葱をかけたもので日本酒を飲んだりするなど。日本酒は残っていた春鹿の超辛口。

 アマプラで『逃げ上手の若君』の追いついていなかった分をまとめて見たり、ブギーポップシリーズの作中年表をExcelでこつこつ作ったりしていたら、あっさり2時になってしまう。

 自分、暗い方にいたら意外と明るいやん、って云われるけど、明るい方にいたら実は暗いよねって云われる性格だよな、と思いながらねむる。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4816文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
第20回毎月短歌・連作部門(選者:藤宮若菜さん)選評発表
誰でも
第20回毎月短歌・自選部門(選者:土居文恵さん)選評発表
誰でも
第20回毎月短歌・自由詠・テーマ詠「母」部門(選者:おいしいピーマンさ...
読者限定
【短歌日記】toron*「ナイフのように爪先立ちで」(第43回)3月2...
読者限定
【短歌日記】toron*「ナイフのように爪先立ちで」(第42回)3月1...
誰でも
田中翠香・2025年春の時評「次世代の注目歌人たち」
読者限定
【短歌日記】toron*「ナイフのように爪先立ちで」(第41回)3月8...
読者限定
第20回毎月短歌・3首連作部門(選者:森本 有さん)選評発表