[短歌日記] toron*「ナイフのように爪先立ちで」6月8日〜14日

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短歌マガジン 2024.06.16
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 ナイフのように爪先立ちで   toron*

toron* 日記 6月8日〜14日

 葦原の風はつばめにさらさらと語りかけたり声なき声で

6月8日(土)

 晴れ。明日は雨らしいので洗濯機を3回まわす。ついにピクミンブルームをダウンロードしてしまう。まだあまり解らないながらも、ビッグフラワー(Googleマップと連動して、ピクミンのゲーム内に現れる花)を収穫しに行くため朝から商店街まで歩きに行く。ついでにスーパーで買いものなどをしていたら、午前中で7,000歩くらいあるいていた。……試しにちょっとだけやってみる、みたいなやり方が下手すぎる。

 午後はうみのひブックスの納品する本を整理したり。

 そうそう、きのうはネズミに遭遇して、気持ちを持っていかれてしまったのだけど、hontoから電子書籍で本を3冊買いました。100円セールになっていた料理本を2冊(つくり置きと副菜の本)と、ザミャーチン『われら』。

 『われら』はソ連で書かれたディストピア小説で、全ての住民に番号が割り振られ、同じ時間に目を覚まし、命令された通りに仕事をし、性行為の時間だけ家のブラインドを閉めて良い(ちなみに15分間だけだし事前に役所に申請しなければならないらしい)……みたいな、徹底的に管理された世界の話らしい。ハクスリーの『すばらしい新世界』(貴志祐介の『新世界より』のタイトルもこの小説の影響がしている)が好きなのだけど、それよりも前に書かれた小説だということで気になっていた。岩波文庫でも出ているのだけど、光文社古典新訳文庫の方が立ち読みした限りは読みやすそうだった。

 晩ごはんは豚肉と水菜、えのきのフライパン蒸し、にんじんしりしり残り、小松菜とうすあげのお味噌汁、白ごはん。……水菜って安くなっているときが多いのだけど、鍋のかさ増し、もしくはサラダ以外になんとなく使いこなせない。今日買った料理本に醤油漬けにするレシピがあったので、今度やってみたい。

 21時半から恋愛短歌同好会のキャス。序盤、参加人数と意見が少ないかな……と危惧していたけど、結局いつも通り23時に終わるくらい、たくさん出て良かった。今回、キャス・PDF両方の選者の方の評のアップが早くて、しかもしっかりした内容で、これは自分ももっとがんばらないとなあ……と強く思った。もう6年もやっているけどまだ思う。

6月9日(日)

 夏生さんが「バーガーキング行きたいねえ」と云う。

 昨日の恋愛短歌同好会のキャスで、モスバーガーを詠んだ短歌が選ばれていたのだけど、その際にいろんなハンバーガーショップの話になったのを聴いていたらしい。わたしもひさびさにワッパー食べたい。かつては心斎橋でライブ待ちとかしている間によく食べていた。

 きょう6月9日は神變忌。塚本邦雄の命日なのだけど、芥川龍之介「河童忌」、太宰治「桜桃忌」に比べて必殺技感がすさまじい。ちなみに寺山修司は素直に「寺山忌」なので、スン……となってしまう。

 Xにも好きな歌をいくつかポストしたけれど、こちらでも、ポストした以外で好きな歌を何首か。

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